みなさんは脚の状態について気にした事がありますか?
雑誌やテレビ等で「O脚」という言葉は耳にした事があるという方が多いと思いますが、他にも「X脚」「XO脚」という状態もあります。
このページではそれぞれどんな状態なのかと、そこから発生する可能性がある症状についてまとめていきたいと思います。
O脚、X脚、XO脚
まずO脚、X脚、XO脚がどんな状態を指すのかを見てみましょう。以下のイラストをご覧ください。
普通に立った状態を正面から見た時に自然とO型に脚が開いてしまう状態をO脚と呼びます。
それに対して内股のような形で両脚の膝は近くけど、脚の付け根と足首は外に開いていてX型に見えるのがX脚です。
また、脚の上部はO字に開いているけど、下部はX型に開くXO脚という状態もありますが、これは比較的珍しい形となります。
これは姿見などの鏡で自分の姿を見ると簡単に見分ける事ができますので、力を入れず、リラックスした状態で鏡の前に立ち、自分の脚がどの状態なのかを一度チェックしてみると良いと思います。
O脚、X脚、XO脚の原因は?
普通ならスッとまっすぐなっているはずの脚がこのように形が変わってしまう要因についてですが、これは日常生活が大きく関わっている場合が多いです。
特に運動不足や立ち方、歩き方の癖、足を組む癖などで時間をかけてゆっくりと脚の形が変わっていきます。
また、成長過程での骨の発育の問題というケースもありますし、靭帯の損傷などの怪我によって脚の形が変わってしまうという場合があります。
O脚、X脚、XO脚の症状は?
軽度な状態ですとあまり意識することは無いかもしれません。
ただ、症状が進行すると膝に痛みを感じるようになったり、足の裏に炎症が出て痛むようになったり、足の親指が「く」の字になって痛みがでる外反母趾(がいはんぼし)になったりと、不具合が発生するようになってしまいます。
また脚の変形は膝への負担が大きくなってしまうことから、膝の関節の軟骨を消耗し、骨同士が接触して痛みを伴う「変形性股関節症」になってしまう可能性があります。
出来ることなら早期に対処して重症化するのを防ぎたいところですよね。
O脚、X脚、XO脚の治し方
大人になってから脚の形が悪くなったという方はほとんどの場合、普段の生活習慣や姿勢が原因となっています。
ですので、まずはその原因を改善する事が一番大切です。
例えばよく足を組む癖がある方はできるだけ組まないように意識したり、椅子に座る時もしっかりと奥まで腰掛けて背筋もピンとまっすぐなるように意識しましょう。
ひとつのポイントとして、長時間同じ姿勢にならないように注意してください。
また、ウォーキングやスクワットなどで下半身を中心に筋力を付けるのも良いですし、股関節の柔軟性を上げるためのストレッチも効果的です。
意識を少し変えるだけでもそれ以上の進行を止める事もできますので、普段はあまり意識しない座り方、歩き方に注意を払ってみてください。
整体サロンCoLaboでの対処法
当院にお越しになる方でもO脚などの脚の変形にお困りの方がいらっしゃいます。
脚の変形の場合は重心が変わってしまい、膝をはじめ一定の箇所に負荷がかかってしまう事が多いです。
当院ではそういった負荷がかかってしまっている場所をケアしつつ、脚が本来の形になるように調整をさせていただきます。
本ページの中でも書きましたが、症状が進行するといろんな体の不調に繋がってきますので、早めにご相談いただくことをおすすめしています。