年を重ねてくるといろいろと体の違和感を感じる事も増えてきます。
その中でも特に日常生活の中で支障が出てしまうのが膝痛ではないでしょうか。
膝が痛くなるとちょっと動くのも億劫になってきますし、日々のお仕事や家事、お買い物などもきつく感じるようになってしまいます。
このページでは膝痛になってしまう原因と、なってしまった場合の改善策について解説していきたいと思います。
膝痛になってしまう原因は何?
膝痛の原因は様々で、一概に「これが原因です。」と特定は難しいものです。
運動をし過ぎてなってしまう方もいらっしゃれば、運動を全くしなかったためになってしまうという方もいらっしゃいます。
ですので、「膝が痛い」という症状の原因として考えられるものを以下に書き出してみたいと思います。
- 関節炎(特に変形性関節症): 関節軟骨の摩耗により、骨同士が直接接触することで痛みが生じます。
- 関節リウマチ: 自己免疫性の炎症性関節症で、膝関節の炎症と痛みを引き起こします。
- 半月板損傷: 膝関節内のクッション役を果たす半月板が損傷することで痛みが生じます。
- 膝蓋骨軟骨炎(ランナーズニー、ジャンパーズニー): 膝蓋骨の裏側の軟骨が損傷し、炎症や痛みが生じます。
- 膝の靱帯損傷: 膝関節を安定させる靱帯が損傷することで痛みが生じます。
- 筋膜炎(ITバンド症候群): 外側の筋膜が過度に緊張し、膝関節の外側に痛みが生じます。
- 骨折や脱臼: 膝関節周辺の骨折や脱臼により痛みが生じます。
- 骨粗鬆症: 骨密度が低下し、膝関節周辺の骨がもろくなり痛みが生じます。
- 滑液包炎(膝滑液包炎): 膝周辺の滑液包が炎症を起こし、痛みが生じます。
- 腱炎: 膝周辺の筋肉や腱が炎症を起こし、痛みが生じます。
ざっと思いつくものを書いてみましたが、他にも原因となりうるものがあるかもしれません。
ただ、普段特に激しい運動もせず、年齢を重ねて膝が痛むようになったという方は最初に挙げた関節炎の場合が多いように思います。
膝の関節は歩くたびに使いますので、年を重ねる事で間のクッションになっている軟骨が摩耗して消耗してしまいます。
このクッションが無くなってしまうと骨同士が直接当たってしまい、そこから痛みがでてしまうというものです。
膝の関節炎の改善方法は?
重度のものになってしまうと医療機関の受診が必要になってきますが、比較的症状が軽いものでしたらまだ自分で対策もできます。
関節炎は膝への負担を軽減する事が大切ですし、適度に運動をして関節の機能を向上させる事も必要です。
膝への負担で大きな要因となっているのが実は「体重」です。
近年、適正な体重を示す数値としてBMIという数値がありますが、これが25を越えるを肥満となります。
計算式は以下の通りですので、ここでぜひ一度計算してみてください。
BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
普通体重はこのBMIの数値が18.5〜25未満と言われていますので、25以上ですと体重が膝に負担を与えてしまっている可能性があります。
ただ、膝が痛いから運動はできない!という方もいらっしゃるかもしれません。そういう方もクッション性の高い靴を着用しゆっくりウォーキングをしたり、水泳だと膝の負担も少なくてすみますので膝が痛い方の運動としてはおすすめです。
整体サロンCoLaboでの対処法
先ほども書いた通り、膝痛の原因は本当に様々です。
当院で対応させていただく場合は来院時に問診と体のチェックをさせていただき、まずはどのタイプの膝痛なのかを判別させていただいてから施術を行わせていただきます。
膝をかばって歩くと他の部分の筋肉が緊張していたりする場合もありますので、そのケアもさせていただきます。
骨格が歪んでいて膝に負担がいっている場合は骨格の調整を行います。
膝痛は人によって最適な対処が変わってきますので、自分にあった対処法を知りたいという方はぜひ一度当院までご来院いただければと思います。