テレビや雑誌などで「骨盤矯正」という言葉を見たり聞いた事があるという方は多いと思います。
なんとなく骨盤の歪みは治した方がいいんだろうなと思っている人も多いと思うのですが、骨盤が歪んでしまう原因や、骨盤がずれたままの状態だと何が良くないのかまで知っているという方は少ないと思います。
このページでは骨盤がずれてしまう原因となぜ矯正して治した方が良いのかを分かりやすく解説していきたいと思います。
骨盤ってなに?
骨盤の矯正の話をする前にそもそも骨盤とは何なのかという解説からさせていただこうと思います。
骨盤は下半身の中心部に位置し、腸骨、仙骨、および尾骨の3つの主要な骨で構成されている腰から下の部分を支える重要な構造です。
立つ、歩く、走るなどの人間の基本的な運動を支えるほか、内臓を保護したり、妊娠中の赤ちゃんを支える役割をはたしています。
体の重要な構造ですので、これが歪んだりずれたりしてしまうと様々な不調を引き起こしてしまう可能性があります。
骨盤がずれてしまう原因
通常はイラストの左側のように水平な状態になっている骨盤ですが、これが歪んでしまう事があります。
歪む理由はいくつかありますが、主に以下のようなものが考えられます。
- 不適切な姿勢:長時間の座った状態や不適切な姿勢を続けることにより、筋肉のバランスが崩れ、結果的に骨盤の歪みを引き起こすことがあります。
- 体重の偏り:体重が一方の足に偏ると、体はバランスを取るために骨盤を歪ませることがあります。これは特に、片側の足に体重をかける癖がある人や、片側のヒップバッグを常に持つ人に見られます。
- 足の長さの違い:生まれつきの足の長さの違いや、事故による影響などで足の長さに差が出ると、それが骨盤の歪みにつながることがあります。
- 出産:出産は女性の骨盤に大きな負荷をかけます。特に、何度も出産を経験した女性は、骨盤が広がったまま元に戻らないことがあり、これが骨盤の歪みを引き起こすことがあります。
- 加齢:加齢により筋肉が弱くなると、骨盤を支える能力が低下し、結果として骨盤が歪むことがあります。
座り方の癖や足を組む癖などで骨盤が歪んでしまう場合や、女性の方は出産を期に骨盤が歪んでしまう方が多いです。
妊娠期間中に骨盤が赤ちゃんを支えているのと、出産の時には赤ちゃんが通り抜ける通路を作るために骨盤が広がるのですが、出産後も広がったままなかなか元に戻らないという方もいらっしゃいます。
骨盤がずれていると何がよくないの?
骨盤が歪むと腰や股関節などに負荷がかかってしまい、腰痛や股関節痛を引き起こす可能性があります。
さきほど骨盤は内臓を支えていると書きましたが、骨盤がずれると腸や排泄の器官に負荷がかかってしまい、便秘や腹痛、尿失禁や月経不順などを引き起こす可能性があります。
また、体を支える重要な役割を担っていますので、これがずれる事で知らず知らずのうちに姿勢が悪くなってしまい、猫背や背骨が左右に湾曲してしまう側弯症などになってしまう事があります。
さまざまな体の不調に繋がってしまう可能性がありますので、骨盤はできるだけ正しい位置に補正しておきたいところですね。
整体サロンCoLaboの骨盤矯正
当院でももちろん骨盤矯正の施術も行っています。
骨盤の歪み、ずれと言っても人それぞれどのように歪んでいるかは違うものです。
ご来院いただいた際にまずは問診と体のチェックで現在の状態をしっかりと確認させていただいた上で最適な施術を行います。
骨盤の位置が整うと姿勢や血流が改善されますので、ダイエットにもいいですし、肌荒れの改善も見込めます。
骨盤矯正でお悩みの方はぜひ当院までお気軽にお問い合わせください。